東京ビジネス中国語学院


「和製中国語」は
「本物の中国語」
ではありません。

「和製中国語」とは…
言葉には、それを使う人々の文化、習慣、考え方などが深く反映しています。
このため、外国語の翻訳や学習には、単語や文法などの知識だけでなく、
異なる文化、習慣、考え方に対する理解が不可欠です。
私たちは「言葉の背景にある文化、習慣、考え方に対する理解が欠如したまま、
日本語的な思考方法や表現方法で無理やり作った、中国語に似た言葉」を
「和製中国語」と呼んでいます。
「和製中国語」の実例 ▶
「和製中国語」には3つのパターンがあります。
1. 通じるが、中国人が違和感を持つ。
2. 通じるが、中国人が意味を取り違える。
3. 中国人に通じない。
「2」のパターンは誤解やトラブルが生じることがあるので、要注意です。
今、日本中に「和製中国語」があふれています。
※商品・サービスのPRや案内表示が「和製中国語」では、その価値や意味が正確に伝わりません。
※スクールで「和製中国語」を学んでいては、中国語でのコミュニケーション能力は伸びません。
「和製中国語」の実例 ▶
日本の中国語業界について
― なぜ、日本中に「和製中国語」があふれているのか ―
日本の中国語業界は、主に翻訳業界と教育業界の2つに分けられます。
どちらも中国の経済発展に伴い、ここ数十年で急激に拡大してきた業界です。
このため、競合他社が乱立し、「プロ」と呼べる優秀な人材が慢性的に不足している業界
でもあります。
翻訳にも語学教育にも専門的な知識と技術が必要です。ですが、どちらも人材不足のため、
「本物の中国語」を「提供できない」「教えられない」という現状があります。
例えば、空港、駅、デパート、観光地の案内表示やパンフレット、ホームページなど、
今、日本中至るところで中国語を目にします。
ですが、そのほとんどが「和製中国語」です。たとえ翻訳会社が訳したものであってもです。
なぜでしょうか?原因は、過当競争で料金の安さや納期の速さばかりが重視される中、
「和製中国語」に問題意識を持たない(持てない)経験の浅い翻訳者か素人が訳したもの
を「プロ」の校正・校閲を経ずに、そのまま世に出しているからです。
また、日本で出版された中国語教材(大学のテキストを含む)にも「和製中国語」が目立ちます。
これも「和製中国語」を教えることに疑問を持たない(持てない)スクールや講師が
多いことに起因しています。
中国語教育業界については「伸びない理由」もご参照ください ▶
また、中国語の機械翻訳ですが、例えば「こんにちは」を「你好」と訳すような
簡単な決まり文句なら正しく訳せるようです。
ですが、文章が少し長かったり、複雑だったりすると、ほとんど意味不明になります。
英語や他言語の機械翻訳についてはわかりませんが、中国語についていうと、
その精度はまだまだです。
現在、行政機関のホームページで機械翻訳を使うことが多いようですが、
行政サービスの案内が「意味不明」で問題はないのでしょうか。
東京ビジネス中国語学院は、「中国語のプロフェッショナル」として、
「脱・和製中国語!」をモットーに「本物の中国語」をお届けします。
出張講座
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「和製中国語」が作られる原因を日本語と中国語の違いという観点から解説します。
例えば、
     ・日本語と中国語の漢字の意味やニュアンスの違い
     ・文法の違い
     ・表現方法の違い
     ・思考方法の違い
     ・文化習慣の違い
などの実例を挙げ、「和製中国語」が作られていく過程を見ていきます。
中国語を学習中の方、これから中国語を学ぶ方はもちろん、
対中ビジネスやインバウンド業界に携わっている方にも役立つ内容です。
本講座は団体、企業、店舗などへ講師を派遣して開催します。
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